WEB用語集
WORDS
jQuery
jQueryとは?
jQuery(ジェイクエリー)とは、JavaScriptでできることを簡単に書けるようにまとめた「ライブラリ」です。
ライブラリとは、よく使う機能をまとめて部品化したもので、必要な時に呼び出して使うことができます。
例えば、クリックしたら画像が入れ替わる、マウスを乗せたら要素がアニメーションで動く、時間によってページの色を変える、といった動きを、JavaScriptで一から書くよりも短いコードで実現できます。
jQueryの仕組み
jQueryを使うには、まずライブラリファイル(例:jquery-3.3.1.min.js)を読み込む必要があります。
ファイルは軽量なので、ページの表示速度にほとんど影響しません。
また、jQueryはGoogle Chrome、Safari、Firefoxなどの主要なブラウザに対応している「クロスブラウザ設計」です。
ブラウザごとの違いを気にせず同じコードで動かすことができます。
jQueryでできること
- DOM操作:HTMLの内容や構造を自由に操作できる
- アニメーション:画像や要素の動きを簡単に作れる
- Ajax:外部ファイルを読み込んでページを更新できる(Google Mapsのような動的な機能)
jQueryのメリット
- コードが短く書けるので作業時間を大幅に短縮できる
- 異なるブラウザでも同じコードで動作する
jQueryのデメリット
- 単純な動作でも、JavaScriptだけで書くより処理が重くなることがある
- 他のライブラリやフレームワークと競合して、予期せぬ動作になる場合がある
用途に応じて、JavaScriptを使うかjQueryを使うかを判断することが大切です。
