CDN（シーディーエヌ）

CDNとは

CDN（Content Delivery Network／シーディーエヌ）とは、Webサイトの画像や動画などのデータを、世界中に分散配置されたサーバーから配信する仕組みです。 ユーザーに一番近いサーバーからデータを届けることで、表示速度を速くします。

CDNをかんたんに言うと

CDNは「最寄りの倉庫から荷物を届ける仕組み」のようなものです。 遠くのサーバーまで取りに行かなくても、近くにあるコピーからデータを受け取れるため、ページ表示がスムーズになります。

CDNの主な役割

• Webサイトの表示速度を速くする
• アクセス集中によるサーバー負荷を軽減する
• 安定した配信を実現する
• 海外からのアクセスにも強くなる

CDNが使われる場面

画像や動画が多いWebサイト、 アクセス数が多いサービスでは、CDNがよく使われます。 ECサイトやニュースサイト、動画配信サービスなどが代表例です。

Web制作・SEOとの関係

ページの表示速度は、ユーザーの使いやすさだけでなく、 SEO（検索エンジン最適化）にも影響すると言われています。 CDNを使うことで、快適で評価されやすいWebサイトを作りやすくなります。

初心者が知っておきたいポイント

CDNはサーバー設定の一部として導入されることが多く、 Web制作者が直接操作しないケースもあります。 ですが、「サイトを速く・安定させる仕組み」として 知っておくと理解が深まる用語です。