WEB用語集
WORDS
JSON(ジェイソン)
JSON(ジェイソン)とは
JSONとは、データをやり取りするための軽量なデータ形式です。
正式には「JavaScript Object Notation(ジャバスクリプト・オブジェクト・ノーテーション)」の略です。
名前にJavaScriptとありますが、JavaScript以外の言語でも広く使われている共通フォーマットです。
JSONは何のために使われる?
JSONは主に、サーバーとWebページ、アプリ同士でデータを受け渡すために使われます。
- Webサイトでデータを取得・表示するとき
- APIで情報を受け取るとき
- 設定ファイルとして使うとき
「データ専用の書き方」なので、
人にもコンピュータにも読みやすいのが特徴です。
JSONの書き方(基本形)
JSONは「キー」と「値」をセットで書きます。
{
"name": "田中",
"age": 18,
"isStudent": true
}
この例では、
- name → 名前
- age → 年齢
- isStudent → 学生かどうか
といった情報をまとめて表しています。
JSONの特徴
- テキスト形式なので軽くて高速
- 構造がシンプルで分かりやすい
- 多くのプログラミング言語で扱える
そのため、XMLに代わるデータ形式として主流になっています。
JSONとJavaScriptの関係
JSONの書き方は、JavaScriptのオブジェクト構文が元になっています。
そのためJavaScriptでは、
- JSONをそのまま扱いやすい
- 変換(読み込み・書き出し)が簡単
といったメリットがあります。
Web制作・Webアプリでの使われ方
Webの現場では、JSONは次のような場面でよく使われます。
- APIからデータを取得して画面に表示する
- 非同期通信(Ajax・Fetch)でのデータ受信
- CMSや外部サービスとの連携
「画面には見えないけれど、裏側でデータを動かしている存在」
それがJSONです。
