現役トレーナーが見てきた「転職できた受講生」の共通点

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋でトレーナーをしていると、よくこう聞かれます。
「転職できた人って、もともと何か違ったんですか?センスがあったとか、自信があったとか?」
正直に言います。違いました。でも、みなさんが想像するのとは逆の意味で。
転職できた受講生のほとんどは、「私なんかにできるのかな」「もう遅いかな」と、入学した日からずっと不安を抱えていました。
自信があって颯爽と来た人より、ビクビクしながら来た人のほうが転職していく。
現場でずっとそれを見てきた話を、今日は書こうと思います。
自信満々で来た人が、なぜか消えていく
これ、あまり表では言わないんですが、正直に書いておきます。
「私、もともとセンスある方だと思うので」
みたいな雰囲気で来る受講生、たまにいます。
最初の作品も悪くない。でもなぜか途中でぱたっと来なくなる。
フィードバックを受け取れなくなるとか、ちょっと壁にぶつかったときに崩れやすいとか。
逆に「私なんか…」って言い続けてた人が、気づいたら内定の報告に来ている。
最初はこれが不思議でしょうがなかったんですが、何人も見ていくうちにわかってきました。
自信があることと、動き続けることって、別の話なんです。
不安だったから、続けられた
転職できた人たちに共通していたのは「自信」じゃなくて「不安」でした。
「このままじゃまずい」「もっとやらないと間に合わない」——その焦りが、エンジンになっていた気がします。
センスがないと思っているから、感覚に頼らずちゃんと考える。
フィードバックが怖いから、真剣に聞く。
「これでいいや」って思えないから、何度でも直す。
自信がある人が止まれる地点で、止まれない。
怖いから、手が動き続ける。
で、動き続けた人が転職していく。
これが、現場で見てきた現実です。
エピソード①:Nさんの場合
転職できた受講生の中で、今でも真っ先に思い浮かぶ一人がNさんです。
Nさんの思い出
Nさんが最初に言った言葉が、今でも記憶に残っています。
「必ずデザイン系の仕事に就きたいんです」
"必ず"という言葉でした。
決意というより、もう覚悟してきた、という雰囲気がありました。
あの頃のNさんの動き方はこんな感じでした。
平日は毎日自宅で仕事の後に自主制作を続け、土日は必ず朝一番からスクールへ来る。
それをほぼ欠かさず続けていた。
フィードバックをすると、次に来たときにはもう修正してある。
早いときは当日中に直して送ってくることもありました。
「何でそんなに早く動けるんですか?」と聞いたとき、こう返ってきました。「直さないでいると、気になって他のことが手につかないんです」
不安だから、止まれない。
そういうことだと思います。
内定が決まったとき、Nさんはあまり浮かれた様子を見せませんでした。
「次はどうしようかと思って」と、もう先の話をしていた。
ゴールというより、スタートラインに立てたという感覚だったのかもしれません。
Nさんを見ていて思ったのは、
「センスがあるかどうか」より「止まらずに直し続けられるか」の方が、ずっと大事だということでした。
感覚に頼らないで、ちゃんと考えて、ちゃんと直した。
その丁寧さが、最後まで崩れなかった。
不安って、丁寧さを生むんだなと思っています。
エピソード②:Tさんの場合
もう一人、忘れられない受講生がいます。Tさんです。
Tさんは入学したとき、こう言っていました。
「デザインが好きなので、デザインをする仕事に就きたいんです」
シンプルな言葉でしたが、その分だけ覚悟を感じました。
好きなことを仕事にするということは、失敗すれば「好きなことで負けた」という話になる。
それがわかっていたからこそ、Tさんは動き続けたのだと思います。
オンライン学習が中心でしたが、わからないことや困ったことがあると、すぐに連絡をくれた。
そのままスクールに来てしまうこともある。「オンラインで完結すればいいのに」と思いながら、でもその積極さがTさんの一番の強みだったと感じています。
デザインの添削は、何十回も重ねました。何度直しても「もう一回見てもらっていいですか」と持ってくる。
こちらも気づけば、本気で向き合っていました。
内定が出たとき、Tさんもすでに次のことを話していました。
「入社までにこれを身につけたい」と、もう動き出していた。
不安だったから走り続けてきた人が、立ち止まらずそのまま走り続けていく。そんな姿でした。
怖いから来る。怖いから直す。怖いから諦めない。
Tさんはそのサイクルを、最後まで回し続けました。
2人に共通していたこと
NさんもTさんも、スタートは不安だらけでした。
「自分にはできる」
なんて、おそらく一度も思っていなかったんじゃないかと思います。
それでも手が止まらなかった。
「センスがないかもしれないから、何度でも直す」
「間に合わないかもしれないから、もっとやる」
不安が、動く理由になっていた。
デジタルハリウッドSTUDIO名古屋で長くこの仕事をしてきて、転職できる人に共通するのは経歴でも年齢でもセンスでもないとわかってきました。
「自分にはできないかもしれない」と思いながら、それでも手を動かし続けられるかどうか。
突き詰めると、これだけだったと思っています。
不安があるのは、弱さじゃない
未経験からの転職、不安で当然だと思います。
知らない世界に飛び込むんですから、怖くない方がおかしい。
「全然不安じゃないです!」って言える人の方が、むしろまだ現実が見えていないこともあります。
不安があるということは、それだけ真剣に考えているということ。
失敗のリスクをちゃんと見えているということ。
それって、弱さじゃないと思うんです。
現実を見た上で、それでも動こうとしている。それが、転職できた人たちがやっていたことでした。
あなたの不安は、本気の証拠です
もし今、
「センスないかも」
「遅すぎるかも」
「続けられるか不安」
と思いながら読んでくださっているなら、一つだけ言わせてください。
その不安、消さなくていいんです。
持ったまま進んでいい。
転職できた人たちも、ずっと不安でした。消えることなんてなかったと思います。
ただ、動くのをやめなかった。それだけでした。
今、不安を感じているということは——それだけ本気だということだと思うから。
デジタルハリウッドSTUDIO名古屋では、無料の個別相談を随時受け付けています。
「自分でも転職できるのかな」と思ったら、まずお気軽に話しに来てください。
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投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋・東京・大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
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