広く浅く?狭く深く?Webデザイナー採用時に、必要な技術レベルを人事担当さんに聞いてみた。

広く浅く?狭く深く?ウェブデザイナー採用時に、必要な技術レベルを人事担当さんに聞いてみた。

『調べてみたら色んな知識が必要みたいなんですが、転職するには何をどれくらい勉強したらいいんですか?』

Webデザインの勉強を始めてみようかな・・・と思っていろいろと調べ始めた方からよくいただくご質問です。

今回はそこについてお答えしようと思います。

Webに関する技術、知識は膨大で広大
Webに関する技術、知識はとても範囲が広いです。IT技術は日進月歩で進んでいるので、どんどん増えていっているのです。日々Webに関わっている私たちも、それを実感しています。

Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)といったグラフィックソフトや、半年ごとに新しい機能が追加されています。

HTMLやCSS、JQueryといった、フロントエンド(ホームページを表示するための技術)と呼ばれる技術では、常に作業スピードの向上を求められています。

それに加え、PHP(ピーエイチピー)、Ruby(ルビー)といった、プログラミング言語とよばれるものも制作に関わってきます。

また、SEO対策、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)、Webマーケティングといった、
ホームページの運用に関わる知識も求められます。

ひゃー!そんなに色々あるの?!デザイナーに転職するなら、いったい何をどこまで勉強すればいいの?
それでは、未経験からWebデザイナーになるなら、何をどのくらいまで勉強すればいいのでしょうか。
ゴール地点は、仕事の現場で即戦力になることとして、どれくらいのスキルが必要なのかを調べようと思います。
実際にWeb制作会社の人事担当の方に、求めるスキルやこれまで採用してきた経験のお話を伺ってきました。

人事担当さんに聞いてみた。Webデザイナー採用時のスキル!


Photoshop、Illustratorで制作ができること

Q.まず、これはマストというスキルは何でしょうか。

A.「まずは、グラフィックソフトを使えることが第一歩です。
場合によってはFireworks(ファイヤーワークス)というソフトを使うこともあります。」

Q.使えるとは、具体的にいうとどういうことですか?趣味のイラストや、自分で撮った写真の加工とかでもいいですか?

A.「Webサイトのデザインができるレベルです。イラストや画像加工だけでなく、Webサイト全体を作ったという経験が欲しいです。それができれば社内で即戦力になってもらえるので、私たちとしては助かりますね。」
「お客様の求めるテイストで作るというのがデザイナーの仕事なので、趣味でやっていたレベルでは難しいですね。」

HTML、CSS、JQueryのスキルは、デザイン制作志望であっても必要な知識


Q.デザインをしたいのでPhotoshopとIllustratorは使えるけど、HTMLやCSSは勉強していないというケースはいかがですか?

A.「ホームページを表示するための基礎知識なので、デザイナーであっても、HTMLやCSSの知識は必須です。そこを全然知らない人がWebサイトのデザインを作ってしまうと、他の担当者が苦労することになるんですよ。」

人事担当さんに聞いてみた。その2、ずばり!こういう人ならすぐ採用したい
Q.スクールを卒業したばかりで実務経験がない方の場合、どういった基準で採用されていますか?

A.「デザイン、HTML、CSS、JQueryの4つの技術をきちんと勉強した人、また最近では、WordPressなどのCMSを4つの技術にプラスしてWebサイト作った経験を持っている人ですね。」

Q.デジタルハリウッドでは、卒業制作としてホームページを企画からデザイン、制作までを行うのですが、そういったスクールの課題として作ったものでも経験と考えて頂けるのでしょうか?

A.「はい、大丈夫です。学校を卒業したばかりでは経験はまだ浅いとは思いますが、卒業制作で時間をかけて素晴らしいものを作ったという方に今までに何人もお会いしています。そういう方は採用させていただきたいです。」

・広く浅く?狭く深く?Webの知識はどこまで必要か
Q.先ほど挙げられたのは先ほど挙げられたのは4つの技術でしたが、Webに関する技術や知識の幅がとっても広いですよね。未経験から勉強する場合、色々な知識を広く習ったほうがいいですか?それともその4つに絞ってしまっていいんでしょうか?

A.「ええ、Webの知識は確かにかなり広いです。だからこそ、さっきの4つの技術の基礎はしっかりできるようになっておいて欲しいんです。
一番困るのは、色々知識をかじっているけど、実際にそれを使って実用的なものを作ったことはないというパターンです。広く浅い知識では、仕事にならないんですよ。
スクールを卒業したばかりの人の面接で、プログラミング言語をちょっと勉強しましたと言う人がたまに来られるのですが、Webデザイナーはフロントエンド(ホームページを表示するための技術)の技術が必要で、プログラミング言語はバックエンドエンジニア(サーバーやデータベースのシステム開発を行う仕事をする人たち)の扱う領域なんです。
だから、Webデザイナーがプログラミング言語を使うことはほとんどないんです。本音を言わせてもらうと、それを勉強する時間があるなら、まずはHTMLやCSSをしっかり勉強してきて欲しいなあ(笑)」

Webデザイナーの即戦力になるために、まとめると!

Webサイトのデザインから制作までを一通りできる力を身につける
未経験の場合は、色々な知識を広く浅く勉強するよりも、必要な技術を確実に身につける。
必要な技術とは、デザイン、HTML、CSS、JQueryの4つ基礎
あれもこれも勉強しないといけないと焦っている人は、今回のお話でちょっと安心されたのではないでしょうか。
デジタルハリウッドでは、即戦力になるための必要最低限の知識に加え、Webサイトの制作をする経験を積むところに重点を置いたカリキュラムになっています。

まずは 無料説明会(相談会) にご参加ください!

デジハリ名古屋_新規受講生募集中!

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋では受講生と卒業生、そして、トレーナーの距離が近いので、親身に相談や質問ができます。
様々な想いを持った仲間と一緒に学びを進めていくこともできるのが特徴の一つです!
人生の分岐点となるスクールです。私たちと一緒に夢を実現しましょう!
まずは 無料説明会(相談会) にご参加ください!

STUDIO名古屋のスクール説明会へ参加してみよう!

コースの詳細につきましては、お気軽にSTUDIO名古屋までお問い合わせください。
無料の説明会を随時開催しております。ご予約の上、ぜひお越しくださいね♪

無料の説明会・体験授業を随時開催しております。ご予約の上、ぜひお越しくださいね♪

受付時間
火~金曜日 12:00 ~ 22:00
土・日・祝 10:00 ~ 20:00

定休日:月曜日

LINEでサポート!デジハリ名古屋
お友達登録いただくと、チャットにてお問合せ・各種予約いただけます。
デジハリ名古屋公式Instagram
デジハリ名古屋公式Instagramアカウントはこちら

投稿者プロフィール


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
東京・大阪・名古屋を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他