動画編集初心者が見落としやすい「音」の整え方4つのポイント

受講生

動画編集を始めてみたいけど、何から勉強すればいいんだろう

そう思っている方の多くが、まず気にするのはカット割りやテロップ、色味といった"見た目"の部分ではないでしょうか。

でも実は、視聴者が動画を「見やすい」「見にくい」と感じる判断基準の中で、音の印象はかなり大きな割合を占めています。
映像がどんなに丁寧に作られていても、音量がバラバラだったりBGMがうるさかったりすると、それだけで「なんか見づらいな」と離脱されてしまうことがあるのです。

STUDIO名古屋の動画クリエイター専攻でも、最初の作品提出で「映像はきれいにまとまっているのに、音の調整だけが抜けている」という状態で持ってくる受講生さんは少なくありません。

トレーナー

今回はそんな初心者が見落としがちな「音」の整え方について、現場目線でお伝えします!

動画は「音」で見やすさが変わる

編集を始めたばかりの頃は、どうしても画面に映る部分「カットの切り替えやテロップの位置」に意識が向きがちです。
音は「後からBGMを足せばいい」くらいの感覚で、優先順位が低くなりやすいポイントでもあります。

ですが視聴者側の感覚で考えてみると、映像の粗さよりも「声が聞き取りにくい」「音が急に大きくなってびっくりした」といった音のストレスの方が、視聴をやめる直接のきっかけになりやすいものです。

そのため、音のバランスは映像と同じくらい丁寧に整える必要があります。

ここ大事!

動画の「見やすさ」は映像のクオリティだけで決まるわけではなく、音のバランスが整っているかどうかも大きく影響します。

初心者にありがちな「音」のミス

編集の添削をしていると、似たようなつまずきポイントに何度も出会います。
代表的なものを3つ紹介します。

よくあるミス起こりやすい原因
①シーンごとに音量がバラバラ複数の素材の録音環境の違い
②BGMがナレーションより大きい雰囲気を出そうとしてBGMを大きめに設定
③環境ノイズをそのまま使うスマホ撮影時の周囲の音を編集で処理していない

視聴者は音量を上げ下げする手間を強いられたり、肝心の話し声が聞き取りづらくなったりすることで、それだけでストレスに感じてしまいます。

ここ大事!

スマホで撮影した音声には、エアコンの音や外の車の音といった環境ノイズが意外と多く含まれています。
編集段階でそのまま使ってしまうと、動画全体が「なんとなく雑」な印象になりやすいので気をつけましょう!

音を整えるときに意識したい4つのポイント

つまずきポイントが分かったところで、実際にどう整えていけばよいのかを見ていきましょう。

POINT 1

音量バランスを揃える

ナレーションやセリフの音量を基準にして、シーンごとの音量差をならしていきます。
動画編集ソフトの多くには音量メーターや正規化(ノーマライズ)機能があるので、耳の感覚だけに頼らず数値でも確認する習慣をつけると安定します!

声は、-12dB 〜 -6dB、BGMは、-30dB 〜 -25dBを目安に調整するのがオススメです。

POINT 2

BGMは"引き算"で選ぶ

BGMは動画を盛り上げてくれる大切な要素ですが、あくまで主役はナレーションや被写体の声です。
BGMの音量はセリフよりも一段下げ、セリフが始まる瞬間だけBGMをふっと小さくする編集テクニックがあり、これができるだけで一気に「ちゃんと編集された動画」らしい仕上がりになります(このテクニックは「ダッキング」と呼ばれ、多くの編集ソフトに搭載されています)。

Premiere Proには、オートダッキングの機能もあるので、比較的簡単に音量バランスを調整できます。

POINT 3

効果音は入れすぎない

テロップの出現音や場面転換の音は、視聴のリズムを作るのに効果的です。
ただし多用しすぎるとうるさく感じられるため、「ここぞ」という場面に絞って使うのがコツです。

POINT 4

ノイズは編集段階で軽減する

編集ソフトのノイズ除去機能を使うだけでも印象は大きく変わります。
撮影時にできるだけ静かな環境を選ぶ、外部マイクを使うといった工夫も、後の編集の手間を減らしてくれます。

Premiere Proの場合は「クロマノイズ除去」エフェクトや、AIを活用した「スピーチを強調」機能がオススメです。

トレーナー

複数の動画素材を使う時は、音の大きさがバラバラになりがちなので調整は必須です。
実際の添削でも、音を直しただけで作品の印象がよくなることは多いんですよ!

書き出し前に確認したいチェックリスト

動画を書き出す前に、以下の項目を確認する習慣をつけておくと、仕上がりの安定感がぐっと増します。

Check!
  • シーンをまたいで音量が急に変わっていないか

  • BGMでナレーションが聞き取りにくくなっていないか

  • 気になるノイズが残っていないか

  • イヤホンとスピーカー、両方で聞いてみて違和感がないか

  • 最後まで音量メーターが赤(音割れ)になっていないか

「音」は動画編集の基本のひとつ

「音の調整なんて後回しでいいのでは」と感じる方も多いのですが、実は視聴者が動画を最後まで見てくれるかどうかを左右する、かなり重要な工程です。

逆にいえば、ここさえ押さえておけば、初心者でも「ちゃんと編集された動画」に一気に近づけるということでもあります。

STUDIO名古屋の動画クリエイター専攻では、こうした音の整え方も含めて、実際に手を動かしながら基礎から学んでいきます。

「動画編集、やってみたいけど何を勉強したらいいか分からない」という方は、こうした細かな部分こそ、独学だと見落としやすいポイントかもしれません!
気になる方は、一度授業の様子を見てみるのもおすすめです。

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投稿者プロフィール


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋・東京・大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
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