好きなことを仕事にイラスト好きの私が、Webデザインにたどり着くまで

Oさん / Webデザイナー専攻+WordPress講座
「好きだから続けられる。続けてきたから、次の道が見えてくる。」
そんなシンプルでまっすぐな想いを胸に、イラストを描き続けてきたOさん。
「絵を描くのが好き」という原点が、気づけばキャリアの方向転換のきっかけに。
システムエンジニア、インハウスデザイナー、そしてプロジェクトマネージャーへ——。
多様な経験を積んできたOさんが、もう一度 “つくる側” に戻りたいと感じた理由とは?
デジタルハリウッドでの学び直しをきっかけに、新しい働き方を模索し始めたOさん。
卒業制作では「旅館リニューアルサイト」という実践的なテーマに挑戦し、
自身のクリエイティブの軸を明確にしていきました。
「好き」をどうキャリアにつなげるか悩んでいる方にこそ、届いてほしい——
そんな学び直しのリアルが詰まったインタビューです。
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
Oです。名古屋市に住んでいて、デジタルハリウッドSTUDIO名古屋では
“グラフィックデザイン経験者向け Webデザイナー専攻” と “WordPress講座” を受講していました。
絵を描くことがとにかく好きで、小さな頃からずっとイラストに触れてきました。
家族には両親と祖母、そして猫が2匹います。家に動物がいると、それだけで気持ちが和らぎますね。
仕事はシステム開発のプロジェクトマネージャーをしていますが、
以前はシステムエンジニアとしてプログラミングをしていた時期もあれば、
事業会社のインハウスデザイナーとしてグラフィックのお仕事もしていました。
色々な仕事を経験する中で、
“やっぱり自分はものづくりが好きだな” と気づいて、
もう一度デザインを学び直すことを決めました。
イラストレーターではなく、Webデザインを選んだ理由は?
一時期はイラストレーターも考えたんです。でも、
“好きなことを仕事にするとプレッシャーになるかも…”
という不安があって。
そこで、自分の得意や興味を棚卸ししながら、
“クリエイティブな別の道” を探していたんです。
その中で、デザインという表現方法に興味が出てきて、
『あ、これなら自分の好きと相性がいいかも』と思ったのが始まりでした。
入学前はどんな仕事をされていたんですか?
キャリアのスタートはシステムエンジニアです。
プログラミングをして、仕様を詰めて、テストして…。
裏方のロジックを支える仕事でした。
その後、転職してインハウスデザイナーに。
ここで初めて“つくる楽しさ”を味わいました。
本当に毎日が楽しくて、“自分にはやっぱり表現する方が合ってるな”と実感しました。
現在はシステム開発のプロジェクトマネージャーとして働いています。
管理職なので、資料作成や数字の管理が多く、
“手を動かす”機会がほとんどなくなってしまって…。
それが逆に違和感につながったんだと思います。
SEからデザインの道へ。思い切りがありますね。
そうですね(笑)。
ただ、自分の中では『戻ってきた』感覚でした。
SEとして働くには、ずっと興味を持ち続けることが必要で、
私の場合は裏側のロジックよりも“目に見える部分を作る”方が好きだったんです。
職場では表現面までは担当できないことが多くて、
『もっとデザインの勉強をちゃんとして、自分の手でつくれるようになりたい』
と思ったのが一番大きかったです。
数あるスクールの中でデジハリを選んだ理由は?
一言で言うと、“本気の人が集まる環境” だからですね。
知り合いのデザイナーさんからも
『デジハリはレベルが高い』『課題もしっかりしてるよ』
と聞いていて、最初は不安な気持ちもありました。
でも逆に、『自分を成長させたいなら、厳しい環境の方がいい』と思えて。
飛び込むならここしかない!と思って決めました。
結果的に、本当に良かったと思っています。
課題のフィードバックは毎回丁寧で、
“自分では気づけない改善点” を言語化してくれるんです。
学ぶ姿勢が自然と引き締まりましたね。
1日のスケジュールを教えてください
起床
帰宅
学習時間
通学していた頃の1日はこんな感じです。
本業と並行していたので、時間管理はかなり大変でした。
平日は朝7時に起きて出社、帰宅は20時前後。
そこから22時〜24時、時に1時まで学習することもありました。
正直、“時間との戦い” でした(笑)。
でも、ただ闇雲に頑張っていたわけではなくて、
『今日は動画◯本』『今日はデザインの修正だけ』
など、細かくタスクを小分けしていました。
仕事でプロジェクト管理に慣れていたので、
“カルテ”を使って進捗を可視化するのはすごく役立ちました。
休日の過ごし方は?
完全に“デジハリの日”でした(笑)。
10時から始めて、昼を挟んで、
午後は14時〜18時でがっつり制作。
夜もまた作業したり、動画を見たり。
ただ、毎週これだと疲れてしまうので、
課題が少ない時期は1日3〜4時間など、
緩急はつけていました。
“やめないこと、続けること”
が一番大事だと思っています。
印象に残っている学習エピソードはありますか?
イベントですね。
オンライン学習は孤独になりやすいので、
受講生同士で会える機会はすごくありがたかったです。
話すと、“自分も頑張ろう”って気持ちになります。
誰かと共有できるだけで、モチベーションが全然違いました。
卒業制作について教えてください
“架空の旅館サイトのリニューアル” を作りました。
以前作った作品をブラッシュアップしたかったので、
『サイトが古くて困っている旅館から依頼された』
という設定で取り組みました。
実際にある旅館サイトを参考にしながら
“ユーザーが一番知りたい情報って何だろう?”
を丁寧に洗い出しました。
導線設計に一番こだわりましたね。
『どこに何があるかすぐにわかる』というのは、
旅館サイトでは特に大事だと感じました。
卒業生の作品紹介

作者
Oさん
コース
Webデザイナー専攻
制作期間
| 企画 | 約2日 |
| デザイン | 約5日 |
| コーディング | 約1週間 |
一言コメント
やさしい色づかいと見やすいレイアウトが印象的で、情報がすっと頭に入ってくる丁寧な設計が魅力です。
ユーザーに寄り添った導線やアニメーションの工夫など、細かな部分まで気を配りながら、初制作とは思えない完成度に仕上がっています。
Oさんの“伝わるデザイン”への意識が随所に感じられる作品です。

卒業生インタビューvol.15
温泉宿すみれ
現在取り組んでいることは?
卒業制作の旅館サイトをベースに、
ポートフォリオを整えています。
最終的にはWordPress化して、
Web上に公開したいと思っています。
“いつでも見てもらえる環境を作る”のは、
フリーランスを目指すうえでも大事だと思うので。
今後の目標は?
最終的にはフリーランスです。
でもいきなり独立は少し不安もあって…。
理想は
『制作会社で実務経験を積む → 副業 → フリーランス』
という流れですね。
ただ、引っ越しなどのライフイベントも控えているので、
柔軟に選びたいと思っています。
最後に、これから受講を検討している方へメッセージを!
仕事と学習の両立は大変ですが、
“無理なく続けられる仕組み” を自分で作れば絶対にできます。
私は何度も計画を作り直しながら、
とにかく続けることに集中しました。
迷っているなら、少しでも早く始めた方がいいと思います。
学ぶことで見える景色が本当に変わります。
また、心から“やってよかった”と思っています。
技術面はもちろんですが、
“働く姿勢”や“考え方”が大きく変わりました。
特に、トレーナーさんの丁寧なフィードバックと、
受講生同士のつながりは大きかったです。
学ぶのに年齢も背景も関係ない。
そんな風に思えるようになりました。
チーフの一言コメント

Oさんは、学習を始めた当初から常に高いモチベーションを持ち、
課題に対して真摯に向き合う姿勢がとても印象的でした。
特に卒業制作では、ユーザー視点の設計がしっかりできており、
“実務を強く意識したデザイン”に仕上がっていました。
課題のたびに着実に成長されていく過程を見ることができ、
トレーナーとしてもとても嬉しく感じています。
ご自身のキャリアと向き合いながら、
次のステージに向けて準備を進める姿勢は、
今後フリーランスを目指す上でも大きな武器になるはずです。
これからのご活躍を心から楽しみにしています。
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デジタルハリウッドSTUDIO名古屋では受講生と卒業生、そして、トレーナーの距離が近いので、親身に相談や質問ができます。
様々な想いを持った仲間と一緒に学びを進めていくこともできるのが特徴の一つです!
人生の分岐点となるスクールです。私たちと一緒に夢を実現しましょう!
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投稿者プロフィール

株式会社デジタルダイブ サービス担当者
デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
東京・大阪・名古屋を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。
【許認可】
一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他
【有資格】
愛知県 競争入札参加資格、名古屋市 競争入札参加資格、全国 競争入札参加資格、全省庁 競争入札参加資格 他


