デジタルハリウッドSTUDIO

Webフォント

Webフォントとは?

Webフォントとは、Webサイト上で好きなフォント(文字のデザイン)を使えるようにする技術のことです。
ふつう、パソコンやスマホに入っていないフォントは表示できませんが、Webフォントならサーバーからフォントを読み込んで使えるため、どの端末でも同じデザインで文字を表示できます。そのため、Webデザインの表現が広がり、見た目の統一もしやすくなりました。

Webフォントのメリット

① どの端末でも同じ見た目で表示できる

Webフォントはサーバーから読み込まれるため、ユーザーがどんなPC・スマホを使っていても同じフォントで表示できます。
デザインが崩れにくいのが大きなメリットです。

② SEOに有利(画像ではなく文章として表示できる)

文字を画像にしてしまうと検索エンジンが内容を読み取れません。
Webフォントなら文章として認識されるため、SEO(検索エンジン最適化)の観点で有利です。

③ ユーザビリティが上がる(読みやすい・使いやすい)

テキストとして扱えるので、コピー&ペーストができたり、音声読み上げソフトや自動翻訳が利用しやすくなったりと、ユーザーにとって便利になります。

④ レスポンシブ対応しやすい

画像ではなくテキストなので、画面サイズに合わせて柔軟に文字の大きさを変えられます。

⑤ 編集・更新が簡単

HTMLとCSSで管理できるため、画像を作り直すよりも修正が簡単でスピーディーです。

⑥ 主要なブラウザで対応している

PC・スマートフォン問わず、多くのブラウザがWebフォントに対応しています。

Webフォントのデメリット

① 日本語フォントの種類が少ない

日本語は文字数が多いため、欧文フォントに比べてWebフォントとして提供されている種類が少なめです。

② 表示が遅くなる場合がある

特に日本語Webフォントはデータ容量が大きく、読み込みに時間がかかり、ページの表示が遅くなることがあります。

③ 料金が発生する場合がある

有料Webフォントサービスでは、PV(閲覧数)に応じた従量課金や月額・買い切り料金が必要な場合があります。

④ 利用ルールに注意が必要

無料フォントでも、商用利用できないものやライセンス表記が必要なものがあり、サービスごとに規約が異なるため注意が必要です。