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APT(エーピーティー)

APTとは

APT(Advanced Persistent Threat/エーピーティー)とは、特定の組織や個人を狙って、長期間にわたり侵入・攻撃を続けるサイバー攻撃のことです。 主に企業や官公庁など、重要な情報を持つ組織が標的になります。

APTをかんたんに言うと

APTは「一度入って終わり」ではなく、気づかれないように長く潜み続ける攻撃です。 情報を盗んだり、システムを監視したりすることを目的としています。

APT攻撃の特徴

  • 特定の企業や組織を狙って行われる
  • 長期間にわたって攻撃が続く
  • マルウェアや不正アクセスを組み合わせて侵入する
  • 気づかれにくい手口が使われる

APT攻撃のよくある手口

  • メールに添付されたファイルを開かせる(標的型攻撃メール)
  • 不正なWebサイトに誘導してウイルスに感染させる
  • ソフトウェアの脆弱性を悪用する

WebやITの現場でAPTが重要視される理由

APTは被害が発覚するまでに時間がかかることが多く、 情報漏えいやシステム停止など深刻な被害につながりやすいのが特徴です。 そのため、Webサイト運営やシステム管理では、 セキュリティ対策や定期的な更新がとても重要になります。

初心者が知っておきたいポイント

APTは専門的な攻撃ですが、 「怪しいメールを開かない」「ソフトを常に最新にする」といった 基本的な対策が被害防止につながります。 Webに関わる仕事をする人にとって、知っておきたいセキュリティ用語のひとつです。