Figmaでワイヤーフレームを作る理由ってなに?

Figmaでワイヤーフレームを作る理由

Figmaでワイヤーフレームを作るのはなぜ?いきなりデザインしない理由

Figmaを触り始めたばかりの人からよく聞くのが、「とりあえず開いてみたけど、何から作ればいいのか分からない」という声です。

色を決めようか、写真を探そうか、フォントを選ぼうか。
やることが多すぎて、結局手が止まってしまう。
これは決して珍しいことではなく、Web制作を学び始めた人がほぼ全員通る道です。

実際、授業の課題相談でも「配色から手をつけて、途中で作り直しになった」という声はよく聞きます。

受講生の皆さんからの課題の相談でも、「配色や写真から手をつけて、あとで情報の順番がおかしいことに気づき、結局作り直しになる」というケースは、初学者の課題でかなりの頻度で見かけます。
逆に、最初に線と四角だけで構成を決めてから色や写真に進んだ人は、同じ課題でも手戻りが少なく、余裕を持って完成させられている印象です。

実はこの「何から手をつければいいか分からない」状態を解消してくれるのが、今回紹介するワイヤーフレームという工程です。

いきなり色や写真を決めない

Webサイトのデザインというと、「おしゃれな配色」「かっこいい写真」をイメージする人が多いと思います。
ですが、プロの制作現場では、いきなりそこから手をつけることはほとんどありません。

なぜなら、色や写真は「何を、どの順番で伝えるか」が決まっていないと選びようがないからです。
ゴールが決まっていない状態で装飾から入ると、途中で「あれ、このページで一番伝えたいことは何だっけ」と迷子になってしまいます。

だからこそ最初にやるべきなのは、装飾を一切つけない「骨組み」を作ること。
これがワイヤーフレームです。

ワイヤーフレームとは

ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを線と四角だけで表した設計図のことです。

  • どこに見出しを置くか
  • どこに写真やボタンを置くか
  • 情報をどの順番で並べるか
  • 余白をどれくらい取るか

こうした「構造」だけを、色もフォントも決めずに決めていきます。
イメージとしては、家を建てる前の間取り図に近いものです。
壁紙の色を決める前に、まず部屋の配置を決めますよね。
それと同じことをWebサイトでも行います。

Figmaで作成したワイヤーフレームのサンプル。見出し・画像・ボタンの配置を四角と線で示した設計図

Figmaで作るメリット

ワイヤーフレームは紙とペンでも作れますが、Figmaで作ることにはメリットがあります!

1つ目は、修正のしやすさです。
配置を変えたいときも、四角を動かすだけで済みます。紙で書き直す手間がありません。

2つ目は、共有のしやすさです。
URLひとつで、講師や仲間にすぐ見てもらえます。「この配置、分かりにくくないですか?」といった相談もその場でできます。

3つ目は、そのままデザインの土台に使えることです。
ワイヤーフレームで決めた骨組みの上に、色や写真を重ねていけば、そのままデザインへと発展させられます。二度手間になりません。

デザインが楽になる理由

先に骨組みを決めるなんて、遠回りなのでは」と感じるかもしれません。
ですが実際は逆で、ワイヤーフレームを作ってからデザインに入ったほうが、圧倒的に迷いが少なくなります。

構造がすでに決まっているので、色を選ぶときも「この見出しは目立たせたいから濃い色」「ここは補足情報だから控えめに」というように、判断基準がはっきりします。
逆にワイヤーフレームを飛ばして装飾から入ると、途中で「そもそもこの情報、ここに置く意味あったっけ」と構造レベルの手戻りが発生しやすくなります。

授業の中でも、いきなり配色や画像選びから取り組んで作り直しになる人と、先に構造を整理してから進める人とでは、完成までのスピードにも作品の伝わりやすさにも、はっきりと差が出ます。

もちろん最初のうちは、「線と四角だけ」で作ることに物足りなさを感じるかもしれません。
それでも、この地味な工程を丁寧にやれるかどうかで、後々の「伝わるデザイン」の作りやすさは大きく変わってきます。

最初はもどかしく感じても、焦らず取り組んでみてください。

まとめ

Figmaを開いたときに何から作ればいいか分からなくなったら、
まずは色でも写真でもなく、情報の骨組みを線と四角で整理してみてください。

ワイヤーフレームは、遠回りに見えて実は一番の近道です!
「どこに、何を、どの順番で置くか」を先に決めておくことで、そのあとのデザイン作業がぐっと進めやすくなります。

Web制作を基礎から一つずつ積み上げて学びたい方は、
こうした設計の考え方も含めてWebデザイナー専攻でしっかりカリキュラムとして学ぶことができます。

まずは説明会で、実際の授業の進め方を見てみるのもおすすめです。

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投稿者プロフィール


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋・東京・大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
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