クリエイター志望者がSNSで情報収集するときに意識したい3つのコツ

クリエイター志望者がSNSで情報収集するときのコツ

XやInstagramを開けば、Webデザインや動画編集に関する投稿はいくらでも流れてきます。
有名なデザイナーのアカウントをフォローして、気になる投稿は保存もしている。
それなのに、ふと「自分は本当に成長できているのかな」と不安になることはありませんか。

情報を追いかけている実感はあるのに、身についている手応えがない。
この感覚は、クリエイターを目指し始めたばかりの方に、驚くほど共通しています。
特に、働きながら転職やスキルアップを目指して学び始めた方ほど、忙しい合間を縫って見ている分、余計にそう感じやすいものです。
原因は情報量の多さではなく、SNSとの付き合い方が「見るだけ」で止まっていることにあります。
フォロー数を増やすほど、逆に何を見ればいいか分からなくなる、という声もよく聞きます。

この記事では、SNSでの情報収集を学びに変えるために意識したい3つのコツを、STUDIO名古屋で受講生の皆さんに伝えている考え方をもとにご紹介します。

スマートフォンでSNSを見ながらデザインの勉強をする社会人の受講生

「見ているだけ」では、記憶にも制作にも残りにくい

タイムラインを流し見して「勉強になったな」と感じても、翌日には内容をほとんど思い出せない。
そんな経験、ありませんか。
これは意志が弱いからではありません。
ただ受け取るだけの情報は、頭の中で一度も「使われて」いないんです。

制作の現場でも、同じようなことが起こります。
良い投稿を100件保存していても、いざ自分でバナーを作る段になると、参考にしたはずの投稿がどれも思い出せない。
検索してもタイムラインの奥に埋もれていて、結局見つからないまま自己流で作ってしまう。
せっかく集めた情報が、制作の瞬間には使える形になっていないのです。

⚠️ 添削でよくあるつまずき

SNSをよく見ている受講生ほど、自分の作品でどこを参考にしたか答えられないことがあります。
トレーナーが「このバナー、何を参考にしたの?」と聞いても「なんとなくいろいろ見て…」としか返ってこず、インプットとアウトプットがうまくつながっていないんだな、と気づかされる場面です。

情報収集そのものは悪いことではありません。
ただ「学習の一部」として位置づけ直さないと、時間をかけた分だけ疲れて終わってしまいます。

フォローする基準を「好き」から「学べる」に変えてみる

「なんとなく好き」という基準だけでフォローを増やしていくと、タイムラインは感覚的な情報でいっぱいになっていきます。
おしゃれではあるけれど、なぜ良いのかを自分の言葉で説明できない投稿が並ぶ状態です。
フォロー数が増えるほど満足感は上がりますが、学びの密度はむしろ薄まってしまうことも。

💡 ここがポイント

フォローの基準に「制作の意図が言葉になっているか」を一つ加えてみてください。
なぜこの配色・レイアウトにしたのかを解説してくれるアカウントは、眺めているだけで思考の型が自然と身についていきます。

反対に、完成した作品だけを並べるアカウントは、見ていて気持ちは上がっても学びとしては浅くなりがちです。
Before/Afterのように改善の過程を見せてくれる投稿や、失敗談を共有してくれるアカウントも、同じように学びが深くなります。
完成形だけを見せる投稿より、途中の判断が見える投稿を優先して、フォローを見直してみてください。

フォローの数を減らす必要はなく、Xの「リスト」やInstagramの「コレクション」のような、アカウントや投稿を目的別に分類できる機能で「学びに使うアカウント」を分けておくだけでも、ずいぶん変わってきます。

SNSでデザイナーの投稿をチェックしクリエイター志望者がメモを取る様子 

保存して満足で終わらせない。見た後にやってほしい一つの行動

保存ボタンは便利ですが、多くの場合そこで思考が止まってしまいます。
「後で見返そう」と思ったフォルダは、たいてい二度と開かれません。
保存件数が増えるほど、逆にどれが本当に良かったのか分からなくなっていく、というのはよくあることです。

💡 ここがポイント

保存する前に一言だけ理由を添えてみてください。
「文字の大きさに差をつけていて、目が迷わない」など、ひとことでいいので自分の言葉に置き換えてみましょう。
スクリーンショットに手書きやメモアプリで気づいた点を書き込むだけでも十分です。

この一手間があるだけで、同じ投稿でも記憶への残り方がまったく違ってきます。
STUDIO名古屋のトレーナーも、受講生の皆さんに「保存するときは一言でいいから、なぜ気になったのかをメモに残してみて」とよく伝えています。
この習慣を続けた受講生からは、「後で見返したとき、選んだ理由まで思い出せるようになった」という声も上がっています。

余裕があれば、月に一つでいいので、保存した投稿の考え方を自分の制作物に取り入れてみてください。
難しく考える必要はありません。
参考にした配色を自分の作品で試してみるだけでも、見るだけでは得られなかった手応えが残ります。
続けていくと、半年後には自分の判断の変化に気づけるようになりますよ。

真似と参考の違いを知っておく

情報収集を始めたばかりの方がよくつまずくのが、「真似をしてもいいのだろうか」という迷いです。
オリジナリティを大事にしたい気持ちと、参考にしたい気持ちがぶつかって、結局どちらも中途半端になってしまうことがあります。

参考にしていいもの そのまま使わないもの
配色の組み合わせ方 写真素材
余白の取り方 ロゴ・イラスト
情報の並べ方(判断の型) レイアウトそのものの複製

ロゴやイラストなど固有の著作物は、参考にとどめて、必ず自分の手で作り直すようにしましょう。
最初から独自の表現ができる人はいません。
参考にした型を何度も再現していくうちに、少しずつ自分らしい選択ができるようになっていきます。
真似から入ることを恥ずかしいと感じる必要はなく、最初の数か月はそれで十分です。

STUDIO名古屋で伝えている情報収集の考え方

STUDIO名古屋では、SNSの活用方法教える場面もあります。

一人で情報を追いかけていると、その解釈が合っているのか不安になる瞬間もあるはずです。
「この投稿、なぜ良いと思う?」と誰かに聞いてもらえる環境があるだけで、情報収集の質はぐっと変わってきます。

ブログでの情報発信のほか、イベントやLINEでも学びに関する情報をお届けしているので、SNSだけで抱え込まず、こうした場もぜひ合わせて活用してもらえたらうれしいです。

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まとめ

SNSでの情報収集は、フォローする数を増やすことよりも、一つの投稿とどう向き合うかで学びの深さが変わってきます。
フォローの基準を見直すこと、保存に一言添えること、参考にしていい範囲を知っておくこと。
この3つを意識するだけで、同じ時間を使っても得られるものは大きく変わってくるはずです。

情報収集の仕方に迷ったときは、一人で抱え込まずに相談してみてください。
STUDIO名古屋では、説明会でこうした学び方の相談も受け付けています。

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投稿者プロフィール


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋・東京・大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。

【許認可】

一般社団法人 日本Web協会、日本セイバーメトリクス協会(理事)、愛知県「あいちロボット産業クラスター推進協議会」(無人飛行ロボット活用WG)、JETRO(日本貿易振興機構)、名古屋市 SDGs 推進プラットフォーム 他

【有資格】
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