クリエイターの練習は何から始める?「毎週1つ小さく作る」習慣のすすめ

クリエイターの練習は何から始める?「毎週1つ小さく作る」習慣のすすめ
受講生

「勉強しなきゃ」と思いながら、結局その日もYouTubeで解説動画を見て終わった・・・

そんな一日、身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。

デザインも動画編集も、情報だけならスマホ一つでいくらでも集まる時代になりました。
でも、その情報量に比例してスキルが伸びているかというと、実はそうでもない、という声をよく聞きます。

STUDIO名古屋にも、「何から手をつければいいか分からない」という相談で説明会に来られる方は多いです。

今日は、その悩みに効く具体的な一歩として、「毎週1つ、小さな制作物を作る」という習慣についてお伝えします。
特別な才能もまとまった時間もいりません。誰でも今週から始められる方法です。

なぜ?見るだけでは身につきにくいの?

インプットって、裏切らないように見えて、実は一番裏切りやすい学習法かもしれません。

解説動画を見終えた直後は「分かった!」という感覚が残りますよね。
ところがいざ自分の手で同じものを作ろうとすると、手が止まってしまう。
これ、よくあることなんです。

トレーナーが受講生の相談でよく耳にするのも、「動画は理解できるのに、白紙から作ろうとすると何も浮かばない」という声です。

理由は単純で、見て理解することと、自分の判断で手を動かすことは、まったく別の能力だからです。

デザインで言えば、配色理論を知っていることと、実際に配色を選べることの間には距離がありますよね。
動画編集で言えば、カット割りの解説を理解していることと、実際に間の取り方を自分で決められることも、やっぱり別物です。

この距離を埋める方法は、結局のところ一つしかありません。
実際に手を動かして完成させて、うまくいかなかった部分に自分で気づくこと。

頭の中で「できそう」と思っている感覚と、実際に手を動かして「できた」という結果の間には、想像以上の差があると思っておいたほうが気楽かもしれません。

「毎週1つ」が続けやすい理由

それなら「毎日作ろう」と意気込みたくなるところですが、そこはあえておすすめしません。

毎日という目標は、一度でも欠けた瞬間に自己嫌悪とセットになって、そこで止まってしまう人をたくさん見てきました。
仕事や家事の合間に学習時間を確保している社会人の方ならなおさら、毎日は現実的じゃないことが多いです。

Warning

「毎日やる」は挫折の入り口になりやすいもの。
1日でも空くと自己嫌悪に直結して、そのまま止まってしまう人が多いです。
まずは「週1つ」から始めてみましょう。

週に1つというペースなら、平日に情報収集や模写を挟みつつ、週末にまとめて手を動かす、という無理のないリズムを作りやすくなります。

それに「1週間に1個」という区切りは、着手から完成までの距離が近いのも嬉しいところ。
大きな作品を一つ完成させるには何週間もかかりますが、小さな制作物なら数時間で形になります。
完成の手応えを短いスパンで積み重ねられることが、継続そのものを支えてくれるんです。

何を作ればいい?最初の一歩に向いている題材

「毎週1つ」と言われても、題材が浮かばなければ手が止まってしまいますよね。
ここでつまずく人は実際に多いです。
おすすめしたいのは、テーマを大きく広げすぎないこと。

最初の一歩に向いている題材

SNS投稿用の正方形バナーを1枚作ってみる
伝えたい情報を1つに絞るだけでも、レイアウトのいい練習になります

既存のWebサイトのトップページを模写してみる
配色やフォントサイズの数値を実測しながら真似ると、感覚ではなく理屈で理解できます

15秒のショート動画を1本編集してみる
カット割り・テロップ・BGMという最小構成だけで組んでみましょう

すでにある自分の作品を、1週間後に見返して改善案だけ作ってみる
ゼロから作るより負荷が低く、続けやすい週もあります

実在するお店やイベントのポスターを題材に選んで、「もし自分がこの案件を任されたら」という前提で作ってみるのも、実務に近い感覚がつかめておすすめです。

題材を探すこと自体に時間をかけすぎると、そこで手が止まってしまう人もいます。
迷ったら、通勤中に見かけた広告や、よく使うアプリの画面など、身の回りにあるものを題材にしてしまって大丈夫です。

完璧を目指さず、完成させることの意味

小さな制作物を作り続けていると、必ずどこかで「もっと直したい」という気持ちにぶつかります。
ここで大切なのは、完成度よりも先に完成させる経験そのもの。

未完成のまま止まった作品は、あとから見返しても改善点が見えにくいものです。
反対に、いったん完成させたものは、翌週の自分が客観的に見返せる材料になります。

添削の場でも、完成させた作品の方が「ここをこう直すと良くなるよ」という具体的な話がしやすいんです!

60点でもいいから毎週完成させる人と、
100点を目指して手を止めたままの人とでは、
半年後の作品の量にも質にも、はっきりとした差が生まれます。

作品数が積み上がっていれば、そのまま転職活動のポートフォリオに載せる候補も自然と増えていきますよ。
逆に、質にこだわって数ヶ月に1作品というペースだと、ポートフォリオを組む段階になって「見せられるものが少ない」と焦ることになりがちです。
数を作ってから絞り込むほうが、選ぶ余地がある分だけ気持ちにも余裕が生まれます!

【初心者必見】最初の1ヶ月でつまずくポイントとは?デザイン学習を続けるために知っておきたいこと

Webデザインやグラフィックデザインの学習を始めたばかりの方が、最初の1ヶ月でつまずきやすいポイントをご紹介します。動画学習の活用方法や質問のコツ、他人と比較しない考え方など、デジハリ名古屋のトレーナー目線でお伝えします。

一人で抱えず、相談しながら続けられる環境

とはいえ、この習慣を独学だけで続けるのは簡単ではありません。
何が良くて何が悪いのか、自分では判断がつきにくいからです。

STUDIO名古屋では、こうした小さな制作物についても、トレーナーに見せて感想をもらうことができます。
「これで合っているのか分からないまま作り続ける」という状態から抜け出せるかどうかは、継続できるかどうかに直結します。

もし今、何を作ればいいか分からずに手が止まっているなら、その状態自体を相談してもらって大丈夫です。

何を作るか決められないことも、作ったものの良し悪しが判断できないことも、独学のつまずきとしてよくある悩みです。

一人で抱え込まなくて大丈夫!
説明会では、実際にどんな小さな制作物から始めているかも含めてお話ししています。

ここがポイント

「何を作ればいいか分からない」「合っているか判断できない」という悩みは、独学のつまずきとしてよくあるもの。
一人で抱え込まず、相談できる環境を持つことが継続のカギになります。

情報を見るだけの時間を、少しだけ「作る」時間に置き換えてみる。
それだけで、半年後の景色はきっと大きく変わります。

毎週1つという小さな区切りは、続けるためのハードルを下げつつ、確実に手を動かす経験を積み重ねてくれます。
まずは今週、15分でできる小さな制作物を一つ決めてみてください。

トレーナー

何から作ればいいか迷ったら、一人で悩みすぎず、説明会でその第一歩を一緒に考えることもできますよ。

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投稿者プロフィール


デジタルダイブ
株式会社デジタルダイブ サービス担当者

デジタルハリウッドSTUDIO名古屋を運営。1995年に愛知県で創業したホームページ制作会社です。
名古屋・東京・大阪を拠点に全国の企業・官公庁の Web サイトを多数手掛け、幅広い分野で制作実績を積み重ねてきました。
創業以来、専門性の高いクリエイティブで信頼を築いています。

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